角層は、専用の粘着テープを使ったテープストリップ法により、皮膚に負担をかけずに簡単に採取することができます。この角層を分析することで、表皮のターンオーバーや、あれ肌、酸化状態、炎症状態など、さまざまな肌の情報を数値として把握することができます。
本講座では、角層解析に関する基本的な知識から、実際の分析技術までを解説します。角層をうまく採取するためのコツや、テープの種類の使い分け、画像解析の方法など、実践に役立つ内容を幅広く取り上げます。
実技では、顕微鏡観察に適した2つの染色法（BG染色（角層の形態を観察）、フォンタナマッソン染色（メラニン顆粒を観察））を体験いただき、それぞれに対応した画像解析の手法をご紹介します。さらに、炎症性サイトカインなどの評価に応用できる水溶性成分の抽出方法や、角層タンパク質の定量法についても、実際に体験していただきます。
角層解析を活用した研究に取り組みたい方や、製品の評価に応用したいとお考えの方のご参加をお待ちしております。

申し込みサイト： https://forms.gle/DFjR1HctCB8CD32q8